個別指導塾でアルバイトして思ったこと(アルバイト向け)
親御さん向けとはうって変わって、塾バイトしていたときのノウハウやコツを書く。
このブログを読みに来てくれる方々にとってお得な情報かどうかは怪しい。
前提
- 担当生徒の科目や学年はバラバラ
- 授業は一回1時間から2時間
- 私がアルバイトしたことがある塾は2箇所で、どちらも1対1か1対2。
- 1つめ(以降A塾)は、某大手個別指導塾(上記の記事とは別のところ)で、1年半ぐらい。ほかの教室では集団もあり。
- 2つめ(以降B塾)は、集団メイン、希望者のみ個別の塾。3年ぐらい。
- 私の目的は、生徒と仲良くなること、家でも多少勉強してもらうこと(やる気がない生徒の成績をあげるのは至難の業なので、私には無理です)
ルーティーン
小テスト(10分程度)と解説+宿題のまる付けと解説+新しい単元にすすむかわからないところの解説+問題+解説+・・・(雑談)・・・+問題+解説+5分速く終わる
小テスト
個別指導塾には小テスト集があったので、そこから毎週渡していた。いいのがなければ、宿題の範囲から出した。
いい点を取って喜んでもらうのが目的なので、必ず範囲を予告し、できがよければほめた。
宿題を出してもやらない場合は、すべて宿題から小テストに切り替えた。少なくとも、宿題をやってこなくて解説ができない事態は防げるのと、何がわからないか把握ができるという利点がある。
私は事前にコピーするだけなので、とても簡単
雑談
仲良くならないと、まじめに授業を聞かない生徒も多い。子供の頃って、先生しだいでその科目を好きになったりしていたことを思い出した。
生徒と仲良くなる必要があるので10分程度の雑談必須。このときは、指導しているせいと両方と話をする。内容は最近あった面白かったことでもいいし、生徒に季節ネタをふってもいい。
大事なことは、両方同じ程度はなしをすること。あまり話してくれない子には、質問をたくさんしてもしなくてもいい。
これは違う生徒相手ならネタの使い回しが聞くが、ネタを探すのが大変。今ならネットで面白い話を仕入れてもいいと思う。
授業時間に気をつけていたこと
あせらないこと。
二人だとなれるまでちょっと忙しいが、多少は生徒もまってくれる。
生徒に馬鹿、アホといわないこと。
宿題しなかったりまじめに授業聞かなかったり、成績が(とても)悪い生徒はとても多い。そういう生徒は勉強に関しては自信がないことが多い。その自信をさらに削っても、いい方向には行かないので避けること。
できるだけほめる。
できない生徒は、ほめられなれてないので、ほめると喜ぶか照れる。大人でもそうだが、自信がないと新しくがんばろうとする気すら起きない。
繰り返しほめているとちょっとやる気を出すので、なんでもいいからほめてほめてほめること。できていないところを一回指摘するなら、5倍ぐらいほめること。
誰だっていやなこと指摘されたら聞きたくないけど、ほめられてるとそれぐらい聞いてやろうか、という気持ちになるらしい。
この方法が楽かどうかというと、なれたらどうにかなる。最初は大変。
5分前に終わる
子供はとっても喜び、私は時間外労働をしなくていい。みんなウィンウィン。
社員さんに怒られないように、授業の10分ぐらい前に生徒に問題を与えて、「これが終わったら帰っていいよ」という作戦を使っていた。
間違えていたら授業時間どおりに終わり、生徒ががんばってたら大体5分前に終わる。
大体こんなことを考えながらアルバイトしてた。