amazonプライム kiindleオーナーライブラリの本
amazonプライム会員でkindleを持っていれば対象の本を月一冊無料で読めるのがオーナーライブラリです。いいところは無料というところで一見よさそうなシステムに見えますが、月に一冊しか借りることが出来ず、対象の本は調べにくくてラインナップがちょっと微妙。
正直、映画のサービスはとてもいいんですが、オーナーライブラリ はあまりよくない。なにより調べにくいので、基本的に人様のレビューでお勧めされた本ばっかり読むことになってしまいました。
今のところお勧めしている本まとめ(オーナーライブラリ対象本は変更される可能性があります)
ぼーっとしている人が「自分の人生と向き合う」ためのQ&A30
漫画:
やっちまったよ一戸建て!! : 1 やっちまったよ一戸建て!! (アクションコミックス)
リコーダーとランドセル 1 (バンブーコミックス 4コマセレクション)
リコーダーとランドセル 2 (バンブーコミックス 4コマセレクション)
リコーダーとランドセル 3 (バンブーコミックス 4コマセレクション)
リコーダーとランドセル 4 (バンブーコミックス 4コマセレクション)
リコーダーとランドセル 5 (バンブーコミックス 4コマセレクション)
私が読んだ本の記録を残しておきます。
ドラマにもなった本で、ガネーシャがお題を出してそれに応えていく、小説に見せかけた自己啓発本である。小説として読んでも面白かった。
自己啓発本を読んだ人は大多数が何もせず、ほんの一部が数日続け、1%に満たない人が自己啓発本に従って成功する。この本では、ガネーシャというガイド付きで自己啓発をさせているところがほかの自己啓発本とは違うところで、とにかく行動を重視している。アドバイス自体は実行はしやすいものが多く目新しいわけでもほかの本にないものというわけでもない。ほかと違うのは、そして大事なことは実行することを何度も勧めてくることでしょう。普通は自己啓発本読んでも実行しないので。
有名すぎてもはや感想を書こうと思えない本。一度読んで損はない。人間関係に関する自己啓発本で、さまざまな本の種本になっている本。私は原則中心のところを良いと思ったので、その部分を取り入れている。
- 作者: デイルドーテン,Dale Dauten,野津智子
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
- 購入: 94人 クリック: 1,676回
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また自己啓発本ですけども、趣味じゃなかった。何冊か同じジャンルのものを読むとわかるのだが、自己啓発本には他の本が参考にしているいわゆる種本やパターンがある。そのため、たいていは何冊か読んで雰囲気をつかむか、種本を読めばそれで十分だ。
リコーダーとランドセル 1 (バンブーコミックス 4コマセレクション)
- 作者: 東屋めめ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2012/11/26
- メディア: Kindle版
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4コマギャグ漫画。ギャグが好きな人にお勧め。
11月、12月はこちらを読みました。
はてなに関しては、登録はしてなかったのだがはてブ人気エントリーを時々見ていたので、ちょこちょこわかった。買った後で、作者のブログでもほぼ同じ内容のものが読めることを知った。まあそんな日もある。
1月に読んだ本。マンガ。
父親がアニメ監督の一家の話。主人公は一家の息子で、息子も父に似たのか小学生でオリジナル漫画を描いてみたりと創作を楽しんでいるのが伝わってくる。漫画が好きな人にはお勧めです。
やっちまったよ一戸建て!! : 1 やっちまったよ一戸建て!! (アクションコミックス)
- 作者: 伊藤理佐
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/03/22
- メディア: Kindle版
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一戸建てを立てることにした話。読んだのが去年でもううろ覚えではありますが、楽しかったことは覚えています。家を買うときって、そもそも賃貸とどちらがいいかとか、場所や内装、お金のこと(どこから借りるか、節税か)などなどいろいろなことを考えます。家を買う漫画だと、そういう選択を整理しておとくな情報を教えてくれるイメージですが、この本はそういう本ではありません。家が欲しいとはまったく思っていない人や賃貸が好きな人でも、楽しく読めます。お勧め。
オーナーライブラリで利用ではなく購入した本ですが、これもおすすめ。
結婚式にまつわるトラブルは価値観の違いから生まれる
最近結婚式の招待が重なりいろいろ話を聞いていると、世の中にはいろいろな人がいると思い知らされる。結婚式には一切参加しないスタンスの方(お祝いの品などは送る)を絶縁した人、結婚の報告をしてこなかった友人を絶縁した人、指輪や式に予定以上のお金を使い夫婦でけんかした人やどちらかが我慢した人、GWやクリスマスに結婚式をしようとした人、いろいろである。これまでは男女や両家の温度差により起こった問題を聞くことが多かったが、最近は女性の友人同士でのトラブルを聞くことが多い。
なぜこんなトラブルがおこるかというと、価値観の違いに他ならない。
結婚に何かしらの意味を見出している人は多い。たとえば結婚がひとつの人生の区切り、結婚することで立派な人間になるなどだ。人生の大きなイベントではあるが、その日は一日お姫様、という認識を持っている人もいる。一方で、世の中には結婚に特に思い入れがない人がいる。結婚に夢を持たない場合、結婚することで何らかのメリット(社会的な価値が上がる、税金の優遇が得られる)を享受することができるという程度の認識で、結婚式にもあまりこだわりがない。こだわりがないのでこの手の人々が結婚式について他人に怒ることはなく、どちらかというと怒られる方になる。たとえば、パートナーのどちらかが結婚式そのものに夢を見ている場合、指輪や結婚式のグレードがあがりがちになるので予算オーバーとなり配偶者ともめる。一生に一度といわれ、さまざまなオプションを豪快につけてしまうのはわりと昔からある光景だろう。配偶者間で考え方が違い、多少もめるというのはしばしばいわれることだ。
一方で、最近聞くようになったのは友達同士のトラブルだ。結婚報告をしないことで怒られたり、結婚式に出ないことで怒られたりと、結婚式に対する関心度が大きく異なるがゆえの行動により仲たがいするケースをよく見る。冒頭でも書いたが結婚の報告をしてこなかった友人を絶縁した人がいたり、結婚式には一切参加しないスタンスの方(お祝いの品などは送る)を絶縁する人、GWやクリスマスに結婚式をしようとして招待予定客ともめた人、などなどである。
ある程度裕福でさらに保守的なご家庭だと、結婚式はして当たり前など、一般論が単一の価値観だと考えていることがある。とはいえ、いまどきは複数回結婚する人も珍しくなく、一度も結婚しない人も珍しくない。結婚はしても一回300万もする結婚式を行うような経済的余裕のない人も増え、結婚(式)というものが人生のオプションとなりつつあるように思う。
結婚に対する考え方が自分と違う相手もいるのだから、相手の態度が自分を軽んじているとは決め付けず、話をしたほうがお互いに幸せなのではないかと思う。
頼んでもないのにされるアドバイスは、ただの押し付けなので、聞かなくていいと思った話
報道におけるLINE流出について思ったこと
某不倫の件でLINEのスクリーンショットが出回り、その内容もさることながら流出元・流出の経緯が問題になっている。
『第三者によるLINEアカウントへのアクセス可能性に関する当社の見解について』
この見解は、IDやパスワード、昔使っていたスマートフォンなどの管理はしっかりしなければ流出するかもしませんよ、ということに過ぎない。流出は何か技術的な問題でおきたのではなく、人為的な災害だった。
もともとが芸能人のスキャンダルであり内容も衝撃的で、その上1週間ごとに燃料が投下されるため格好のネタとなった。ファンでも友達でもなんでもない他人の不幸話が面白いのはわかるが、流出経路に関して危機感を持っている人は当初少なかったように感じる。このニュースの最も怖いところは流出したという事実と流出経路だと思う。
ニュースでは芸能人ゆえに大きく取り上げられており、芸能人でもない自分には関係ないと思っているかもしれない。でも実は関係ないこともない。おそらく多くの人は、SNSやメールでの個人的なやり取りがばら撒かれたらそれなりに嫌な気持ちになる。別に不倫や犯罪・不正をしていなくても、誰にでも人に見られないものの一つや二つはあるだろう。なかったとしても、不快な気持ちは生まれるのではないだろうか。仲間内だけで通じる冗談、恋人とのやり取り、友人に送った写真など、自分と仲が良い人だからするやり取りのすべてを、知らない人にも見せることができるだろうか。私は無理だなと思う。別に犯罪も不正も不倫も浮気もしていないが、人に見られるのはいやだ。
某氏の騒動に対する反応は芸能人に限ったことではないと思う。何かが流出しても、内容ばかりが注目され、故意にばら撒いた人間の悪意については取りざたされない。そして自分がいくらしっかりしていても、相手にITリテラシーがなければどうしようもない。携帯電話やアプリにパスをかけない人はざらにおり、下手をすると駄々もれである。
すると、自衛のために普段から気をつけろ、ということになるけれど、それって難しいのではないかと思う。恋人同士のやり取りなんて自重は難しい。出来なくはないけれど、毎日常にそれを考えてすごすのはとても大変なことだ。
多くの人は自分は大丈夫だと思っていると思う。twitterで炎上した連中のように、めちゃくちゃなことをしているわけではないから、と。でも現実にはそんなことはなくて、悪いことをしても発覚しないこともあれば、本人が悪いことをしてなくても他人の騒動に巻き込まれることもある。わかりやすい因果応報などはない。
さらに、SNSでも何でもそうだけど、その気になれば偽装も可能だ。本人には偽装だとすぐにわかっても、他人に証明するのは一苦労ということもざらにある。特に他人にとっては本物かどうかはどうでもいいことも多いので、真偽問わず内容のほうが取りざたされる。
そんなわけで、SNSの流出騒動はあまり騒がないほうが良いんじゃないかと思っている。もちろん他人が過去に起こした問題・ミスを見て、この人とは友達や恋人になれないと思って離れるのは自由だと思うけど、関係ない人に対して広めたりすることやそれを漏らした人を応援するようなことはしないほうが良いんじゃないかと思うのだ。
自分にそれが向かってきたときの攻撃力は半端ではない。自分の過去のミスとデマが言いふらされ、ネットにも残るというのは結構なことだと思う。気になる気持ちは私の中にもあるけれど、超えないほうがいい線というのはあると思う。
親切にしようとするあなたの心を利用しようとする人の存在と、それに利用されてはいけないという話
amazonにてアカウント情報が流出した、という事件がGigazineで紹介されている
犯人は、被害者の名前とメールアドレス、"住所"を用いて、被害者の本当の個人情報を得た。被害者は被害に気づきamazonに自分ではないことを知らせ、対応を要請したものの、その後もamazonは犯人にだまされ続けた。犯人の目的はクレジットカード番号だったらしく、カードの下4桁を聞き出そうとしたが幸いそれには失敗している。
これが日本だったら〇天あたりに対象を変えてチャレンジするところだ。メールアドレスが間違っていたとしても、「そっちのアドレスに登録してましたか」といって、別アドレスとうっかり間違えたふりができてしまう。なんせ住所が合っているのだから、簡単だろう。
amazonのケースでは、おそらく最終目標はカード番号である。でもそれを知っている人に直接聴いたら教えてくれるかというと、それは絶対にない。だから犯人はちょこちょこと情報を集めていく。今回であれば住所と電話番号、あるいはIDやパス、前回購入した商品などである。一定数集まると、本人を偽装する強力な情報になりうるため、実はこのような情報は侮れない。ところで、DV被害者の場所を発見するためには、ワンステップで可能だということが明らかになった。最悪だ。
実はこれはソーシャルエンジニアリングという人間の心理的な隙を突いて個人の情報を得るれっきとした方法である。企業から個人情報を盗むといえば、ハッキングを思い出す人のほうが多いだろうが、実は脆弱性は機械だけではなく人にも存在する。
実のところ、今回起こったことは目新しい技術でも詐欺でもなんでもない。役所でDV被害者の避難先を聞き出したDV加害者のことはご存知だろうか。警察を名乗って個人情報を引き出す手口も一時期流行した。「電話で他の人の電話番号を聞かれても教えてはいけない」といわれたことはないだろうか。『銀行を名乗って電話で暗証番号を聞くことはありません』というポスターを見たことは?これも実はソーシャルエンジニアリングのひとつだ。では、twitterで"行方不明になった女性"の情報提供を呼びかけるツイートを見たことは?私はそれを拡散したり情報提供した人をたくさん見た。もしかしたらその情報は、ストーカーへの情報提供だったかもしれないにもかかわらず、多くの人が情報提供していた。悪夢だった。人探しだと普通は警察に頼むもので、SNSで知らない人をあたろうとしている場合は怪しいと思ったほうがいいと思う。
情報を提供した人々がやっていることは善意である。別に買収されたり不正を行っているつもりもない。しかし引き起こす結果は最悪である。
ちなみに、盗られる情報はさまざまである。たとえばだが、ある企業のある部署に勤めている人の情報を、ヘッドハンティング会社がほしがることもある。その場合、その部署の人々の名前とメールだけでもいいわけだ。
私たちは、知らず知らずのうちにいいことをしているつもりで誰かに誰かを売り渡しているかもしれない。世の中には躊躇なく誰かの気持ちを利用して踏みにじる人がいる。親切にしようとするあなたの心を利用しようとする人の存在を、心の隅に置くぐらいでもいいと思う。
ソーシャルエンジニアリングの手法は、この本が詳しい。お勧め。とにかく実例が多く、度肝を抜かれた。
- 作者: ケビン・ミトニック,ウィリアム・サイモン,岩谷宏
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2003/06/21
- メディア: 単行本
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エゴグラムの性格診断結果の感想
エゴグラムによる性格診断を試した。
結果をまとめるとマイペースの一言に尽きる。ちまちま計画立てたり効率的にやるのが好きなので、その辺も反映されていた。
この手の診断をするときに思うことは、人というのは相対でしか自分をはかれない生き物だということだ。自分にとってはそれが普通でも、世の中の"普通"とかけ離れていると、良くも悪くもそれは個性・特徴になりうる。
たとえばだが、私の知り合いには海外に何度も留学や研究のための訪問をしたりしつつ、私はインドア派といってはばからない人がいた。普通、インドア派は海外に年に何度も行かないと思うのだが、その知り合いにとってはそれでも自分はインドア派だった。また、非常に頭がよくすばらしい功績を残しても、自分は普通だといってはばからない人もいた。傍から見るとすごいことでも、本人にとっては空気を吸うようなものというのは良くあることだ。あの人たちにエゴグラムをしてもらうとどうなるのか大変気になる。おそらく、周りが思っているのとは異なる結果になるのではないだろうか。
以下は私の結果のみ。型はbcabc。
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性格
計算された生きかたこそ、この手の人の生活信条です。自己中心的な人生観を持ち、世俗にまみれた人生の多くの葛藤を馬鹿馬鹿しいと思うタイプです。乾燥した生き方を好み、クールな感覚の上に立ったマイペースの生活に生きる価値を見出して行くタイプです。
- 恋愛・結婚
綿密に相手を分析判断していますので、アバタをエクボとは絶対に見誤らないタイプです。それだけ相手が見えると云う事は、どんな恋愛にでも、常に冷却水を浴びせ掛けながら、情熱を掻き立てる様な事をしている訳で、恋愛はなかなか纏まらないでしょう。又恋愛や結婚をそれ程重視していないタイプとも言えます。年を取る程、その傾向が強まりますので、結婚は早い方が良いでしょう。
- 職業適性
科学者とか法律家などにも適性が認められますし、一般的な仕事としてはビルの管理人とかガードマン、プログラマーなど、もう少し専門的な仕事としては、空港の管制官とか鉄道のダイヤ編成の仕事なども向いているでしょう。
- 対人関係
男(女)一人大地を行く、式の生き方です。良くも悪くもそういう生き方しか出来ないタイプなのですから、生き方自体を変えると云うのではなく、なるべく周囲と摩擦を起こさない知恵を働かせる様に心掛ける事が良いと思います。
結婚後にパートナーのケアをするべきか
こちらの記事のタイトルと内容の破壊力はともかく、大変気になったのは、結婚後にパートナーのケアをするべきか、というところだ。結論は、結婚後にパートナーと仲良くしたくない人は何もしなくて良いだろうが、仲良くありたい人は何かしないといけない。
昔、夫が「疲れた」「メシ」「フロ」しか家で言わない、という話はひと昔前かふた昔前からささやかれていて熟年離婚((年金が出るあたりで夫が離婚を申し渡され、妻は離婚後年金を手にして暮らす、というパターンが流行った。夫は妻がそんなことを考えているとは夢にも思わず、何が悪かったか何がなんだかわからないうちに離婚される。))の原因となることも多く、夫の家庭の無関心が問題だと非難の対象になっていた。なぜそんなケースが急増したかといえば、それは簡単で、夫は外でお金を稼ぎ妻は家の中のことをするのがよい、とされた時代があったからだ。その中で何かがエスカレートし、夫は外でお金さえ稼いでいればよいと考える人々が出て、家の中では「メシ」「フロ」と要求のみを行い、妻に「おはよう」すらいわない人々が出てきてしまった。それが30年ほど続くと、退職金・年金支給のタイミングで離婚を言い渡され、熟年離婚になるらしい。
一度仲良くなったとしてもその後何もしなければ人間関係は薄れていく。これが小学校の同級生など久しぶりに会った相手であれば、また仲良くなることも出来るが、すぐそばにいるのに何もしなければ、相手からの好意はマイナスになってしまう。
結婚して何十年もたってからも夫や妻に愛されていたい、良い関係を維持したいと思わない人は、上記の記事のように夫や妻とコミュニケーションしなくてもかまわないと思う。そうではない人は、熟年離婚を反面教師として何かしら学ばなければならない。
念頭に置くべきもっとも大切なことは、人間関係の維持のためには定期的なコミュニケーションを行い相手のニーズを知ることが必要だということだろう。
妻や子供が夫と接する時間を増やしてほしいと思っているとしたら、夫が家族のためと思って必死になってたくさんのお金を稼いできたとしても、それは意味のない行為となってしまう。
誰かを喜ばせるために、自分が良かれと思ってやったことでも、相手が望んでいなければ意味がない。違う人間なのだから、わからないのは当たり前だ。誰かと長く一緒にいるためにはとても重要だけど、忘れがちなことでもある。肝に銘じておきたいものだ