なんでもいいけど逃げるが勝ち

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美人は得だとよく言われますが、目立つがゆえにへんな人が寄ってきて搾取していくという内容の記事でした。 世の中には、"この人はカモられる人だな"、とはっきりわかる瞬間があると思います。事なかれ主義が発揮されたとき、明らかに自信がないのがわかるとき、初対面の人間に悩みを開陳する人、さまざまです。上の記事でも書いたように、自尊心が低い人がいいカモになります。なぜかというと、NOが言えないからです。NOが言えない人は他人に嫌われるのを何よりも恐れており、自分のことより他人のことを優先します。そういう人たちはカモになります。

 

上の記事では美人にスポットをあてましたが、興味のない人に絡まれて本当にいやでいやでたまらなくても、他の人には「ちょっとぐらい相手したら?いいところあるかもよ」、といわれ、周囲がわかってくれないことはなどもある思います。これは容姿や性別問わず永遠の問題ですね。

 

ただ、周りがなんと言おうと嫌なものは嫌でしょうから、嫌なときは逃げていいと思うんですよね。いやだといっても周りが何かしらくっつけようとお膳立てするというのを大学時代は良く聞きましたが、そういう場合は周りごと切り捨ててもいいとも思います。だって周りはあなたのいやだという気持ちをまったく無視しているわけですから。あなたのことを大事にしていない人たちから離れることに、罪悪感を感じたりする必要はないでしょう。

そんなわけで、「三十六計逃げるが勝ち」というのはいい言葉だと思います。人間が分かり合えるというのは幻想で、実際のところ向かい合って話をしていても100%わかるわけがない。10%ですらわかりあえるとは限らない。わかりあおうとするだけの価値があると思えなければ、とっとと逃げるというのは十分に"あり"な選択肢だと思います。

 

逃げるという言葉に抵抗がある人もいるかもしれませんが、戦略的撤退という言葉もあります。これは駄目だと思ったら、ちょっと距離を置いて仕切り直しもいいものです。対象から少し離れて冷静になってはじめて見えてくるものもあります。消耗しきる前に、一休みするのは大切です。