業務用スーパーで冷凍野菜買って効率よく自炊がおすすめ

最近はさまざまな美食記事が出てきて、世の中の食生活は豪華だなあと思っている。

 

一方で世知辛い記事もあるので、安く栄養をとる方法についてひとつだけお勧めしたい。業務用スーパーで冷凍野菜を買うことである

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上記の記事はお金がないせいで、栄養的に満足できる食事ができないという趣旨の記事だ。

 

正直に言うと、子供の頃は毎日カップラーメンや袋ラーメンを食べて野菜をろくに取らずに体を壊す人のことを変だと思っていた。

いつだったか、「米国の低所得者層は新鮮な野菜が高すぎて買えず、ファストフードなどに頼りすぎていて肥満が多い」という記事を読んで、発展途上国と先進国の貧困層は置かれている環境がまったく違っていて、貧乏な人はカロリーは足りているがビタミン・ミネラルが不足していることを知った。

 

お金がある人は外食やデリバリーなどを利用でき、学生は学食に頼ることもできる。自炊スキルがあれば安くておいしいご飯を作ることも可能だ。でもお金も自炊スキルもない人は、カップラーメンやファストフードなど長期的には必ずしも良いとはいえない食事に頼らざるを得ない。

でもそんなの間違っている。お金があまりなくても時間がなくても、健康的な生活ができるべきだ。

なので、食生活にお困りの方にこちらの記事をお勧めしたい。安くて 栄養のある食べ物がたくさん載っている。

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私は業務用スーパーで冷凍カット野菜を買うことをお勧めする。楽して野菜を取るのに最適だから。

www.kobebussan.co.jp

ネット店舗を持つところもあるので、近所にない場合はネットでまとめて注文してもいいと思う。

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冷凍野菜を勧める理由

毎日毎日ちゃんとした食事をとる必要は必ずしもないと思う。忙しい人は調理にとれる時間は限られているし、料理が好きな人ばかりとは限らない。 とはいえ体は資本だ。若ければ多少栄養が偏っていてもどうにかなるかもしれないが、今の不摂生は10年後の病気として返ってくるかもしれない。 外食するお金やしっかり料理する時間がなくても、そこそこ栄養がとれておいしくて安く食べられるものを求める人は少なくないと思う。ところが、 安くてそこそこのものを効率的に作るのはそれはそれでひとつのスキルだというのもまた事実だ。そういう知識がなくても手を抜いて野菜をそこそことる方法として、私は冷凍野菜を推奨する。とりあえず冷凍室を覗いて目に付いた袋を取り出し、適当に暖めたら小鉢が埋まるので便利である。
 

お勧めする理由は賞味期限が長く保存が利くこと。新鮮な野菜は保存が利かないことも多い。暇があれば買ったものを保存食にしたり小分けにして冷凍保存もできるが、忙しい人間だと時間がなくていちいちスーパーに新鮮な野菜を買いに行ったり、調理・加工することが難しい。冷凍野菜であれば買い置きが可能で、疲れているのに冷蔵庫に何もないからスーパーに寄ってーとか、めんどくさいからコンビニで何か買うということが減る。

少しずついろいろな野菜を食べることもできる。一日30品目と言うけれど、いろいろなものをちょっとずつ食べていれば栄養が偏ることは少ない。 たとえば、一人暮らしで大根を買うとなると、最低でも半分を買うことになる。半分だとあまり持たないので、数日間は大根祭りになる。ある意味で栄養が偏るし、大根好きでなければうんざりしてしまう。

また、最初からカットされていたりするので、洗ったり切ったりといった下ごしらえの手間が省ける。袋から野菜を出して2分レンジ調理してドレッシングかけて終わり、5分以内で一品作ることも可能である。 新鮮な野菜だと、帰りにスーパーに寄って買ってきて、洗って切ってゆでたり焼いたり、それだけで数倍の時間がかかる。

場合によっては新鮮なものを買うよりも安い。ものにもよるが、1キロ400円前後なので、一日300g野菜を取ると考えると、一日あたり120円で1ヶ月3600円ぐらい。

下が大体200円ぐらいの食品になる。

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安いやつはどうしても中国産が多いが、野菜をほとんど食べないよりはまし。日本産は少し高いラインになってしまう。

 

食材の例と簡単な食べ方

  1. ブロッコリー→電子レンジでチンしてマヨネーズなどをかける。
  2. ほうれん草、小松菜→スープに投入。おひたし、炒め物。
  3. 青梗菜→スープに投入、炒め物。
  4. 菜の花→スープに投入、おひたし
  5. おくら→スープに投入。チンしてめんつゆをかけてもおいしい。
  6. いんげん→チンしてめんつゆやマヨネーズ。スープに入れてもおいしい。
  7. 大根、きのこ→スープに投入
  8. かぼちゃ→チンしてそのまま食べてもおいしい。ひとつコップに入れて電子レンジで解凍後牛乳200cc・コンソメ顆粒スープのもと・塩コショウを入れて再度チンしてかぼちゃをつぶすとかぼちゃのポタージュになる。
  9. たまねぎ→カレー・スープ、炒め物などなんにでも入れられる

  10. ねぎ→スープでも炒め物でも彩りに。

 

大体の物がスープに入れるとおいしい。スープは市販の出汁のもと、中華スープのもと、ブイヨンなどを使えばいい。 葉物などは冷凍したものを解凍するとしなっとするので、スープが一番いいと思う。炒め物はちょっとべチャッとしてしまうので割り切って使っている。

大体電子レンジで加熱すると、蒸したりゆでたりしたのと同じような状態になるので、出てきた水分を捨ててドレッシング、めんつゆ、ポン酢、マヨネーズをかけてそのまま食べたり、少し手を加えて食べるといい。

袋ラーメンを食べるときでも、もやしをレンジ加熱したものや、小松菜・ほうれん草・菜の花・いんげんあたりをいれると、野菜がとれる。

 

冷凍野菜のよくないところ
  • 炒め物には向かない。ものによってはどうしても風味が変わったりする部分はある。
  • どうしても中国産が多い
  • 冷凍することで失われる栄養もあるらしい

 

とはいえ

人間やっぱり体は資本。がんばらずに栄養取りましょう