趣味を受け入れられるか否かの話

私がネットで学んだことのひとつは、人の趣味は多様だということと収入の大部分を趣味に使う人がいることだ*1
私は趣味に命をかけている人間ではないが、世の中には趣味に命をかけているような人がいて、彼(女)らが趣味に注ぐエネルギーにはものすごいものがある。また、ほかの人には理解ができない趣味を持っている人もいる。

 

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(どれもおすすめ)

 

以下の記事では、痴漢ものや陵辱ものといったエロコンテンツを持っている人は、必ずしもそういう犯罪願望があるわけではない、ということが書かれていた。

それはそのとおりだと思う。時々猟奇犯罪者がそのようなコンテンツを所持しているが、その手のコンテンツを所持しつつ犯罪をしない人は大勢おりエロコンテンツが犯罪を助長しているという確たる証拠も(おそらく)ないからだ。

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それでも私は相手の趣味を気にする。ただ気になるのは趣味が何かというよりも、
  • それが生活に影響するか
  • 影響するのであればどこにどの程度影響してくるのか
  • どのように協力しあうことができるのか
の3点だ。
たとえば、収入があっても生活が成り立たないような金額を趣味に費やすような金銭感覚のない人や、犯罪者になる可能性がある人とは付き合えない。
 
お金と時間の面から、生活に影響するレベルの趣味人たち
 
私が知っているあるコレクターは、一人暮らし部屋のほとんどがコレクションであふれていた。その人は結婚していないが、そんな人が結婚したらどうなるか大体想像はつくだろう。
たとえば、コレクションを縮小しないのであれば新居はコレクションであふれ、子供ができると住処は手狭になり、コレクションに愛着のない配偶者にとってはそれを邪魔になってしまうだろう。あるいはコレクションにかかるお金が負担になるかも知ない。それが元でけんかするかもしれないし、引越し代や家賃が負担になるかもしれない。世の中にはそこまでのレベルのコレクションを持つ人は少ないかもしれないが、ないとは言い切れない話ではある。
一方で、そのコレクターが配偶者の苦労を思いやる気持ちがあれば、お互いにある程度の妥協は可能かもしれない。コレクター側が広い住居を探したり一部のコレクションを手放すあるいはトランクルームに預けるなど妥協案が取れるのであれば、配偶者側も多少の不便には妥協してくれるのではないだろうか。
 
コンテンツの内容面から、生活に影響するレベルの趣味と気遣い
ただし、コレクションしている品物によっては(たとえば18禁の品物)、場所をとらないものだとしてもやっていけないことはある。
痴漢もののような犯罪ものだけでなく18禁の商品は、金銭的な問題がなくても受け入れられないことはある。私の場合、相手が18禁エロコンテンツを目に見えるところにおく人で、なおかつ注意しても直らなければ、一緒に暮らしていくのは難しい。子供が生まれた後でどんなことになるかは火を見るより明らかだろう。なお、趣味のものがアニメやドラマだったとしても、子供にはショッキングなシーンが含まれることもあるので、扱いには注意が必要だ。
 
相手が趣味から生まれる不安を理解せず、いい加減なことばかりしていれば、人格への疑いが出てくるだろう。
 
どちらの側も、相手への思いやりはとても大事だと思う。
自身の趣味に対する気持ちやスタンスは本人にしかわからない。理解してほしければ、お互いに努力あるのみなのだろう

 

*1:趣味のために食費を削る人もいるのには驚いた