好きじゃない人や嫌いな人と無理に一緒にいる人は黄色信号がついているのかもしれない

男でも女でもどっちでも群れる人は群れるし、群れない人は群れない。
ただ、男女関係なく、好きじゃない人と無理に一緒にいる人のことは不思議に感じる。
 
 
 
 
私はわりと一人行動が多い。ところが一人でいるとそれなりにいやな目にも合う。
 
一番大きいのは、話しかけてくる人だ。最初は相手がどういう人かわからないので警戒しなくてはならず、疲れることもある。普通の人だったらいいが、ナンパや変質者、不審者、詐欺師、キャッチというのが世の中にはいる。そういう人である可能性は低いものの、男女問わずおかしな人はおかしいので、場合によっては大変だ。
二つ目は、話す相手がいないので周囲の会話が聞こえる。面白い会話を聞くこともあるものの、他人を品定めしている人や格付けしている人というのもいる。最悪の場合、自分が格付けされるのを聞くことになる。
逆に言うと、他人と一緒にいると、変な人には話しかけられないし他人の会話が耳に入らないといういいところがある。
 
複数で行動している場合は 、悪意や下心のある人がちょっかいをかけてくる確率が下がる。複数人の相手に話しかけてくる人は、世間話がしたい人や道を聞きたい人がほとんどになる。詐欺師も声をかけてこなくなるので、歩く場所によってはとても楽だ。
 
誰かと一緒にいるというのは、実はサバイバル方法でもある。
なので、個人的にはあまり、群れている人のことを悪く思ってはいない。
 
ただし、「好きじゃない人と無理に一緒にいる人」は、黄色信号なのかもしれない。
なぜかと言うと、"特定の誰か"と一緒にいることではなく、"一人にならないこと"が、ある種の人たちには最大の問題となっているからだ。
 
誰か人といることでいやな目に合いにくくなるという側面はあるものの、好きじゃない人と一緒にいるのはそれなりにストレスがたまる。ところが、ある種の人々はそのストレスを無理に抑えてもいやな人と一緒にいる。ご馳走してくれるとか、付き合いやしがらみがあるとか、そういう事情であれば仕方がないんだろうけど、そういう事情もなく見下されたりいやな目に合わされたりしてもその関係を続けてしまうような人がいる。
嫌いな人じゃなくて好きな人や仲良くなれそうな人を誘えばいいんだけど、そういう人がいないか何かで好きじゃない人といることを選択しているのである。そういう人たちはいやな人と無理に付き合わなくてもいけない何か、あるいは「一人になりたくない」という気持ちが一番にきてしまう。
 
理由は自分に自信がないとか、いろいろとあるのかもしれない。
私はただ、いやな人と一緒にいるぐらいなら、いっそ一人で少し行動するぐらいの強さがあったほうがいいと思うのみだ。