相手の機嫌をとるか、前科や慰謝料をとるか

手を出さないと不機嫌になる女性もいるかもしれないが、そういう女性が存在するからといって、レイプやセクハラといった前科や慰謝料のリスクをとることは肯定されるべきでない。

 

toianna.hatenablog.com

セクハラの記事でもそうだけど、この手の記事には「でもそういうこと(手を出したり、かわいいといったり)しないと、機嫌の悪くなる女性もいる」という意見が出る。
そのとおりで、確かにそういう人もいるだろう。
使っている人は見たことがないが、据え膳食わねば男の恥という表現もある。
 
この手の記事に否定的なコメントを読むたびに、いつもある疑問が浮かぶ。
「そういうことしないと、機嫌の悪くなる女性」 の機嫌をとるために、刑務所に行くようなことをすること(リスクをとること)を肯定するのか、ということだ。
セクハラもレイプも、民事・刑事で訴えられる可能性がある。
「そうしないと機嫌が悪くなる人がいるから」といって、この先行動を改めなければ、慰謝料を払ったり、前科がついたりするかもしれない。
セクハラだと会社にも何百万何千万の損害が出る恐れもある。
 
どう考えたって、訴えられるリスクと相手が機嫌を悪くするリスクを天秤にかけたら、訴えられるリスクのほうが重いと思う。
 
それだけのリスクを、男性はとらないといけないのだろうか、あるいはとりたいのだろうか。