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ハイレベルな人工物(恋愛工学)と天然モノ(ナチュラルイケメン)の区別は困難

彼を知り己を知れば百戦して殆うからず。

誰だったか思い出せなかったので、調べたら孫子でした。

 

 

oreno-yuigon.hatenablog.com

 

 

この記事の趣旨は、知っていれば避けられるので、ナチュラルに口説いてあなたを食い物にするイケメンのほうが危険だよ、ということ。

 

ナチュラルなやつは見破れない、という点は大賛成です。

プロのスキルでないと見破れないと思います。

 

私が思うことは、ハイレベルな人工物(恋愛工学)も見破れないということ。

天然モノ(ナチュラルイケメン)の区別も困難。

 

冒頭で、

恋愛工学徒は、そんなに危険か?

と。

・・・

ルーティーン(=マニュアル)というのは、知ってる側からすると「なんとなく気付けるもの」なのだ。

 

なんとなく気づける、というのはわかる。

昔、会うと毎回「相手を軽く否定する(disる)」コマンドを使う先輩がいたが、バレバレだった*1

女性と話していても、この手のモテるための使い古されたやり口はときどき話題にでてくる。

 

ただし、マニュアルの存在に気づくことができないときというのはある。

だまされるほうの見抜く能力が低いか、だますほうの能力が高い場合だ。

 

世の中にはパターンを見抜くのが上手な人とそうでない人がいて、さらに自分は大丈夫という根拠ない自信を持っている人がいる。人間の得意不得意によっては、知っててもひっかかるのである。

 

たとえばだけど、あれだけテレビや新聞で報道されても、いまだにオレオレ詐欺なんかたくさん引っかかっている。あれは、みんな知ってても引っかかってる。

では、なぜオレオレ詐欺にみなひっかかるのか?

引っかかる人間の一部が馬鹿だから、というのもあてはまるだろう。

 

しかし、重要なことは、彼らの手法が洗練されていった、ということだ。

取引までの時間を短くして被害者の思考能力を奪ったり、下調べを重ねて息子や娘が電話に出られないようにしたり、お金の送り方をかえたり、さまざまな手法で詐欺を成功させている。

 

オレオレといわれればオレオレ詐欺と思い込んでいる人に対して、「タロウだよ!」といえば詐欺と思われない。この場合は知っているから余計に引っかかってる*2

 

さて、恋愛工学に話を戻す。
恋愛工学を使っている人たちのほとんどはたいしたことがないので、マニュアルどおりかマニュアルに毛が生えた程度のことしかできない。それは知識があれば見破れる。
 
でも、恋愛工学の手法がどんどん洗練されていくと(おそらくごく一部だが)、天然ナチュラルイケメンも偽者の恋愛工学者も区別がつかなくなってしまう。
マッサージしてきたら恋愛工学と思いこんでいるかもしれないが、 要は相手に拒否されないぎりぎりのレベルを行けばいいので、最初の手がマッサージじゃなくても良い。
そうなってくると素人には見破りにくくなってしまうだろう。
ジルコニアとダイヤの区別が、どんどんつきにくくなっていくのと同じようなものだ。
 
恋愛工学がくそみたいなものだってところには同意するけど、プレイヤーによってはトライアンドエラーを繰り返し、引き出しをたくさんもっているかもしれない。
 
私が進歩した分相手も進歩する。いつだって気は抜けない。

*1:最初は気にしてなかったが、話すたび毎回少しだけディスってくるのであからさまだった

*2:知識があっても応用力がないか、相手が一枚上手だと負けてしまう。