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なぜBLがどうしてもだめだったか

先日、娘とお風呂に入りたいという父親のエントリがあり、話題になっていた。

kutabirehateko.hateblo.jp

 その記事に対して上の記事が書かれ、その中に紹介されていた以下の記事を読んだ。

penguaholic.hatenablog.com

 

家庭内で出会ってしまった性的なトラウマについて、「不幸な交通事故」と書かれていて、そのとおりだなあと思った。

 

私は今まで性的な"交通事故"にあったことはほとんどないが、ひとつだけ忘れられないものがある。

 

私は中学生のときいわゆるオタクだった。腐女子ではなかったが、百合もBLも特に苦手意識や差別意識はなかった。自分からは手に取らないが、目に入っても気にしないという程度だった。

10代後半はBLが一切だめになった。見るのもいやだし腐女子も大嫌いだった。

 

なぜだめになったかというと、中学生のときのことがきっかけだった。

私が中学生のとき親しくしていた人の一人に、BLが大好きな腐女子がいた。

ある日、当時のクラスメイトが、休み時間に掃除用具入れに隠れ授業中に飛び出すといういたずらをした。男二人で急に飛び出したので、クラス中がびっくりした。

その直後の休み時間、私はBLが大好きなその人に話しかけられ、男二人が掃除用具入れでどんなことをしたかの妄想を語られた。

その男性のうち片方は結構仲がよかったので余計にトラウマになった。その人とその後話をするときになんとなく罪悪感すら感じた。

 

知っている人間の性的な妄想は結構きつく、私はその後BLに激しい嫌悪感を覚えるようになった。しかし(今にして思うと)なぜかそれ以降もその人と友達だった。

卒業して縁が切れたが。

 

今にして思うと、気持ち悪いのはBLでも腐女子でもなく、彼女のデリカシーのなさなのだけども、どうしてだか当時の私はその不快感をBLとくっつけてしまったのだ。

 

20代になって平気になったが、それを趣味にしている人にはちょっと身構えてしまう。理解できない他人の趣味はだいたい気にせずにいられるが、これだけはまだちょっとだめだ。要は今もトラウマなんだと思う。

 

こういう"交通事故"が、自分の肉親によって引き起こされていたら、きっともっとひどいんだろう。

性的なことがまだわかっていないときにそういう話題をぶつけられると、どう反応していいかわからなくて頓珍漢なことをしかねないので、わかっている人のほう(親子なら親)がうまく配慮したほうがいいのだろう。

 

風のうわさによると彼女はまだ腐女子らしいので、こういう事故を起こしていないことを切に願う。