働く男性がバリキャリ相手にすら専業主婦を求める問題

バリキャリ相手にすら専業主婦を求める問題は、いつか書こうと思ってた問題のひとつだった。ちょうど研究者志望の方がバリキャリ志向の人が(2015/12/05 修正)以下の記事を書かれていたので、書こうと思う。 (なお、私は専業主婦を否定するつもりはありません…

ネット上で誰かを見つける

先日、あるブログにて匿名のアカウントから別のSNSアカウントを発見し、個人名までたどり着くと言う恐ろしいエントリがあげられていた。*1 相手がインターネットに無知で何の対策も取っていないと、ネットストーキングはとても簡単だ。私も昔思い付きで他人…

勧善懲悪の話は読み物としては面白いけど、現実をよくするわけではない

togetterで「妻が夫のコレクションを捨ててひどいことになった話」が話題を集めていた。これを読んだときにとてももやもやしたので、なぜもやもやしたか考えていた。 togetter.com もやもややその解釈は以下の記事でも語られている kutabirehateko.hateblo.j…

恋人に何を求めるか

ある友人のことを思い出した。 その女性は大企業の正社員で、家事能力もばっちりのしっかりものだった。彼女は付き合う相手に顔も経済力も求めておらず、彼女に専業主婦を求めたりせず仕事を続けるのに協力的で話しがある程度合えばいい、と考えていて、実際…

「ずるい」という言葉を使いたくないし聞きたくない

「ずるい」という言葉を見たり聞いたりすると大変もやもやする。 先日外国人から、「日本人はビザがなくてもどこでもいけるから、なんというか、ずるい」といわれた。彼が言いたかったことは"うらやましい"といったほうが正しいと思うが、いずれにせよあまり気分…

専門家に聞くのが一番楽でした

私はゴリラに似ている。 そのことに気がついたのは、パフスリーブで胸元に大きなリボンがついたワンピースを着たときだった。 しばし考えて、筋肉質で肩幅が広くて首が短いので、パフスリーブや大きなリボンがついた服を着ると肩を怒らせたゴリラのように見…

趣味を受け入れられるか否かの話

私がネットで学んだことのひとつは、人の趣味は多様だということと収入の大部分を趣味に使う人がいることだ*1。 私は趣味に命をかけている人間ではないが、世の中には趣味に命をかけているような人がいて、彼(女)らが趣味に注ぐエネルギーにはものすごいもの…

メソッドに囚われる

何らかのメソッドを使う人は大勢いるが、失敗の原因をメソッドにもとめ、自分のミスの可能性について考えない人がしばしばいる。 メソッドは必ずしも万能ではないので、メソッドそのものが不適切なものとなってしまう可能性は当然あるが、一部の人たちは自分…

自分の強み、ストレングスファインダーの感想

ストレングスファインダーと言うのがありまして、これを受けると自分がどういう人間なのかわかるだそうです。 34つの指標のうち、上位5位を教えてくれます。正直言って問題数が多くて疲れました。 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し…

大学院博士課程における女性の生きづらさ

先日ある女性研究者のインタビュー特集を読んだ。 日本の大学で教鞭をとる女性はまだまだ少なく、将来増加することが期待されている。しかし実際のところ進学をあきらめる女性や進学しても途中でやめる人、アカデミアに残らない人も多い。生き延びて研究者に…

男性が受ける呪い

私は女性なので、普段は女性の問題について考えることが多い。それは痴漢だったり ガラスの天井問題だったり、いろいろだ。 男性の問題の存在についてろくに考えたことがなかったけど、以下の記事を読んでいろいろと腑に落ちたことが多かったので要約した。 …

パクリ騒動を見て思ったことと化粧について

私は素人なので、どこからどこまでがパクリ、オマージュ、インスパイア、ただの偶然なのか判定する方法はわからない。だからこの件がパクリかどうかの意見は書かない。 書くのは、問題が起こったら出版社に丸投げが作家にとって最適なのではないかと、化粧に…

知人友人のプレゼントの定番

さて、先日友人の誕生日プレゼントを選ばなければならなくなってネットでふらふら調べていた。 しかしネットの記事は対人関係だと役に立たないこともある。相手によって合う合わないがあるので、どうしてもうまくいかないことがおおい。 たとえばここから私…

テレビの行き先

テレビでパリのテロの話があまり報道されていない?らしい。 テレビないので実際どのように報道されているかわからないんだけど。 togetter.com テロの報道と言えば、911の飛行機がビルに突っ込んだあの映像が真夜中に放送されていたことが思いだされる。 今…

幸せとは何か

幸せは自己満足ですよ。 幸せとは何かと人に聞くと、いろいろな答えが返ってくると思う。 お金持ちになることだったり、結婚して子供を持つことだったり、恋愛をすることだったり、仕事を趣味にすることだったりと、幸せの形はさまざまだ。ある人は家族がい…

インターネットと偶然の出会い

去年からあるオンライン学習SNSに登録していて、今もちまちま続けている。そのSNSでは、いちおうほかの登録者と友達になったりグループを作ったりすることもできるが、あまり興味がなかったのでほぼ友達ゼロで続けていた。 少し前から、友達申請がぽつぽつと…

痴漢は男性の敵でもある

多くの痴漢被害者は女性なので痴漢は女性の敵だと認識されている*1 痴漢被害の記事に対する男性の反応はさまざまだ。はてブだと、被害者への同情もあれば、痴漢の存在への懐疑的な反応もあり、被害者の落ち度を指摘するコメント、痴漢冤罪に関するコメントも…

レストランを自分の雰囲気作りに使うという用法

上京してきたとある女性の17年のストーリーを通じてレストランを紹介するこのシリーズ、ずいぶんと話題だったので私も読んでいた。 tokyo-calendar.jp 40代を超えたら、大半が既婚ですからね、マイノリティの未婚の女性は、特異な存在なんですよね。遠慮がち…

カムアウトの意味

ご紹介と感想。 ゲイのアメリカ在住日本人記者にインタビューした記事。 www.newsweekjapan.jp 冒頭の気になったところを抜粋。 今の日本は、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーなどの性的少数者)にとってカミングアウトしやすい…

議論に向かないtwitterと140文字

ツイッターでのもろもろやり取りを見ていたけれど、いろんなことがどちらもうまく通じていなくて、twitterがあまりに議論に向いていないことがよくわかった。 妨害は駄目、としているツイートがごんごんごんごん燃えている 私もこれは燃えておかしくないと思…

好きじゃない人や嫌いな人と無理に一緒にいる人は黄色信号がついているのかもしれない

男でも女でもどっちでも群れる人は群れるし、群れない人は群れない。 ただ、男女関係なく、好きじゃない人と無理に一緒にいる人のことは不思議に感じる。 ponkotukko.hatenablog.com 私はわりと一人行動が多い。ところが一人でいるとそれなりにいやな目にも…

7分間ワークアウト、3ヶ月目

8月から7分間ワークアウトというエクササイズをしていました。 7分間ワークアウトというのは、7分間12種類のエクササイズで最大のフィットネス効果があるという触れ込みのエクササイズです。 詳しくはこちら。 www.lifehacker.jp 私のペース 最初の一ヶ月は…

結婚や出産の話は地雷

結婚や出産の話は、昔と違って嫌な気持ちになる人が増えつつある話題だ。未婚率や離婚率は上がっているし、昔と違って婚活をしたり、不妊治療をする人も少なくない。金銭的理由などでそれをあきらめている人もいるし、そもそもほしくない人もいる。 ninicosa…

モテテクを使われた話

この記事を見て、なるほどねと思ったと同時に、そういえば恋愛工学っぽいことがあったと思い出した。 ninicosachico.hatenablog.com その男性は私より1歳年上で、わりともてていそうな人だった。ただ、最初に私が友人に持って行ったお土産を偶然その場にい…

なんで企業は社訓だの企業理念だのつくるのか

みなさんはなぜ企業が社訓、社是、企業理念を表明するのか考えたことはないだろうか。 matome.naver.jp それは企業の目的から外れたことをする人が出てくるからだ。 togetter.com ドランクドラゴンの鈴木さんは 自身の方針が「ディレクターの指示に従う」であ…

恋人の賢さを気にしますか?

恋人の賢さを気にしますか? 私は気にします。 簡単な計算ができないと困るし、あんまり簡単に詐欺に引っかかると困るし、話し合いができなくても困る。 飛びぬけて賢い必要はないと思うし、自分よりも賢い必要もないと思う。私は脳みそと結婚するわけではな…

誰が何に救われるかなんてわからない

欠損女子がホットになってたので、紹介します。 今ならamazonプライムに入っている人は見放題なのでお勧め。「最強のふたり」。いい映画でした。 最強のふたり スペシャル・プライス [DVD] 出版社/メーカー: アミューズソフト 発売日: 2015/06/24 メディア: DV…

なぜ欠損女子バーの記事にもやもやするか(私はもやもやしてない。念のため)

欠損女子バーという記事を見てとても驚いた。 wotopi.jp 本当にそれがフェチの人がいるんだなということと、これが成立するほど欠損や義足・義手のフェチの人がいるということにびっくりしたのだ。 それが気がつけばはてブがうなぎ上りになり、コメントに否定…

いかにしてストレスを減らすか

学生時代に同じ分野の研究室の先輩2人がうつ病になり、復帰のために実家で半年以上静養していた。博士課程の学生のうつ病発症率は高いらしく、ほかの学科や研究室でもうつ病の人がいたと聞いた。 それ以来、ストレスをためないことは私にとって重要なことに…

"男のくせに"って考えたことありますか?

"女らしくない"という言葉が差別として認識され言われなくなる中で、"男らしくない"がなかなか性差別として認識されないのはなぜだろうか。